今日は家で使っている包丁を研いでみました。
みなさんは包丁を研いでますか?
簡易シャープナーを使うだけでもかなり切れ味は違うと思います。
我が家では、砥石のセットを購入して、包丁を研いでいます。
難しいんですが、切れるようになったらかなりうれしいですよ。
私が購入して使っているものは、ナニワ研磨工業の「ハコトギmini」です。
この商品は、写真にあるように、中目砥石、収納容器、砥石台がセットになったものです。
私はさらに、粗目砥石、仕上げ砥石がセットになっている販売店のセットのものを購入しました。
あと、追加で面直し砥石も購入しました。
写真左側に写っているピンクのものは、購入時おまけでついてきた簡単に研ぐことができるようになるアタッチメントです。
今はこういったセット販売はないかもしれません。(購入は2018年12月です)
説明書には、セット内容や、研ぎ方の説明が書いてあります。
さて、研ぎ作業についてです。
まず、砥石を水に浸けて5分くらい浸けておきます。
調べてみたら、サイトによっては15分~30分と書いてあるところもあります。
砥石がしっかりと水を含んでいればOKです。
次に研ぎ作業。
写真のように、アゴ側、中、先端部の3か所に分けて研いでいきます。
説明書に書いてある通り、包丁を45°にし、刃の部分の角度を10~20°にします。(おすすめは15°のようです)
ちなみに、アタッチメントを付けると、刃の方の角度がほぼ一定にできるので、研ぎ作業の難易度がかなり下がります。
このアイテムはおすすめですね。包丁にアタッチメントの痕がつくので、気になる方はお勧めできません。
角度を一定に保った状態で、刃の部分に返り(刃返り)が出るまで包丁を前後させます。(20回程度)
そして、片面全体が研げたら、包丁を裏返して、同じ要領で研いでいきます。
説明書ではカエリ取りをして終わり、と書いてありますが、セット内容が中目の砥石だけなので、一つの砥石での作業を想定しているのでしょう。
写真では粗目の砥石ですので、中目、仕上げ砥石と、順番に同じ作業を繰り返します。
粗目、中目、仕上げ砥石で研ぎ作業を行い、最後にカエリを取ります。
写真のようにアゴから刃先に向けてカエリを砥石に当てて、カエリを取っていきます。
最後に大事なことです。
使用した砥石は部分的に凹んだ状態になっています。1回だけだとよくわかりませんが、メンテしないまま砥石を使っていると、目に見えて凹みができてきます。
凹んだ砥石だときれいに研ぐことはできません。
なので、使用した砥石は、写真のように面直し砥石を使って面を整えてあげるようにしてください。
円を描くように当ててやるのがポイントです。
写真では砥石を面直し砥石を当てるだけの形になっていますが、できれば、鉛筆で印をつけておき、その印がきれいに消えるまで作業をするのがいいと思います。
これで一通り包丁の研ぎ作業は終わりになります。
使用した砥石は、きれいに洗って水けをふき取り、乾燥させてから片づけるようにしてください。
最後に私は、切れ味を確かめるために、捨てる紙ごみを切ってみて、最初より切れるか、という比較をして終わりにしています。
スパッ、と切れるとうれしくなりますね。
注意!!
刃物を扱う作業です。安全第一で、けがの無いように作業を行ってください!
私はがんばってアタッチメントなしできれいに研げるようになりたいので、無しで頑張っています。
そのせいでしょうけど、切れ味の持ちが悪いです(^^;)
精進あるのみ、ですね!
さて、いかがだったでしょうか?
なかなかやらない作業ではありますが、やってあると炊事がかなり楽になると思います。
ちょっと時間はかかりますが、頑張ってみる価値はあると思いますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
さて、今日はこのあたりにしようと思います。
それでは、また次の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
次の記事も見に来てくださいね~!
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